ヴィクトリアマイルのデータをぶっつぶせ!

今回はヴィクトリアマイルのデータをぶっつぶしていきます!!

有力馬についてのデータ不安も払拭していくので是非ご覧ください。

定番データ

年齢

若い世代が優勢

過去10年の年齢別成績をまとめてみると、3着内率では年齢が若いほど数値が高くなっている。

7歳以上の馬は2016年にストレイトガール(7歳)が優勝しているが、同馬は前年の覇者であり、例外と捉えるべきかもしれない。〔表1〕

(引用元:JRA)

まず、年齢に関してです。

年齢が若いほど好走しているというデータです。

まあデータとしてあながち間違いではありませんが、牝馬はほとんどが繁殖牝馬としての余生がある為、平均的に引退が早いです。

そうなってくると必然的にこのデータに近づくというロジック。

回収率を見ていくと、

年齢着別度数勝率複勝率単回値複回値
4歳5- 7- 3- 70/ 855.9%17.6%3475
5歳3- 2- 5- 47/ 575.3%17.5%86215
6歳1- 1- 2- 24/ 283.6%14.3%50106
7歳1- 0- 0- 6/ 714.3%14.3%25258
8歳0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%00

4歳をベタ買いできる訳ではありませんし、「若い=高評価」はデータに踊らされていると言えるでしょう。

単勝オッズ

単勝オッズ別の成績に特徴あり

過去10年の単勝オッズ別成績も見てみると、「3.9倍以下」の馬が3勝2着2回とまずまずの成績。

また、「10.0から19.9倍」が4勝を挙げるなど、3着内率で35.7%と高い数値をマークしている。

それに対し、「4.0から6.9倍」は「3.9倍以下」と比べて好走率が大きく劣り、「7.0から9.9倍」は3着以内に入ったのが1頭だけとなっている。〔表2〕

(引用元:JRA)

統計的に多くの馬券購入者が様々なファクターを通して人気が形成されるので、ある程度人気やオッズもデータとして使用できる事は認めています。

【「4.0から6.9倍」は「3.9倍以下」と比べて好走率が大きく劣り、「7.0から9.9倍」は3着以内に入ったのが1頭だけとなっている。】

しかし、この一文はいい加減やりすぎ。流石にその程度の微差で好走率が変わるというのは酷いデータ。

極端に言えばオッズが3.9倍と4.0倍で勝率が5倍近く変わると思いますか?

おおよそ程度は統計的にも使えるでしょうが、これは流石に初心者に向けての【競馬って簡単ですよ~】というPR用の実質無意味なデータ。

過去戦績

過去4走以内の重賞での着順に注目

過去10年のヴィクトリアマイルでは、「過去4走以内に重賞で4から7着に入っていた」という馬の好走が多く、過去10年では毎年該当馬が連対している。

今年もこの経験を持つ馬が出走してきたら、注目してみる手があるかもしれない。〔表5〕

(引用元:JRA)

過去4走以内に重賞で4~7着に入った馬が良い!というデータです。

過去10年で毎年該当馬が連対している。とあたかも有力なデータ風に書かれています。対象馬も人気薄なので狙い目の様に感じるでしょう。

過去4走というのはまあわかります。

あまりにも離れすぎると現在の能力と差が出るためにおおよそそこら辺で区切ったという事でしょう。

しかし、4~7着という区切りがわかりません。

なぜ8着ではだめなのか?1着差が1.5の7着と0.3の7着は同じ扱いで良いのか?など疑問が溢れてきます。当然それでも毎年穴馬が絡んでいるのは事実だから使えるとも言えるかもしれません。

ただ、それは当然と言えば当然の話で平均的に競馬は3着内に穴馬と言える人気の馬が1頭は入ってきます。そしてG1の人気薄の過去戦績として【過去4走以内に重賞で4~7着】というのは、普通で頻出するでしょう。

要するに「G1人気薄馬=過去4走以内に重賞で4~7着の戦績を持つ=穴馬1頭が馬券内は通常の範疇」というだけ。

その中からどうやって絞るのかが予想であって、これはただ競馬で起こりやすい現象をそれっぽく書いているだけの無意味なもの。

ヴィクトリアマイルはその穴馬が来る確率が高いというのがポイントであって、その現象についてを分析し、それに該当する馬を導き出さなくては意味がありません。

その点について下記に記していきます。

特選データ

ここでは過去データから通説的に言われるものをぶっつぶしていきます!

ヴィクトリアマイルの波乱傾向はなぜ?

人気着別度数勝率複勝率単回値複回値
1番人気3- 3- 0- 4/ 1030.0%60.0%6380
2番人気1- 0- 1- 8/ 1010.0%20.0%4129
3番人気0- 1- 2- 7/ 100.0%30.0%072
4番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%7222
5番人気1- 0- 1- 8/ 1010.0%20.0%14185
6番人気1- 0- 1- 8/ 1010.0%20.0%13593
7番人気1- 1- 3- 5/ 1010.0%50.0%177219
8番人気1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%194125
9番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%00
10番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%00
11番人気1- 2- 1- 6/ 1010.0%40.0%283426
12番人気0- 2- 0- 8/ 100.0%20.0%0204
13番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%00
14番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%00
15番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%00
16番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%00
17番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%00
18番人気0- 0- 1- 7/ 80.0%12.5%01062

確かに毎年の様に人気薄が1頭以上絡んで、2桁人気もよく馬券内に来るレースで波乱傾向は間違いありません。

なぜこのような事が起こるのか?これを解明できれば、その穴馬をピンポイントで拾い当てる事ができます。

では考えていきましょう。


答えから述べましょう。

このレースは【適正優位のレース】だという事です。

なぜそうなってくるのか?

まず、牝馬限定戦G1だという事が1つ目のポイント。

牝馬の上位陣は安田記念や香港などの中距離を視野に入れて春のG1戦線を戦っていきます。これにより、上位が抜ける事で思っている以上に混戦になりやすく、能力差が大きくないレースだという事です。

今年で言っても安田記念参戦とされているアーモンドアイや香港狙いのリスグラシューあたりが参戦していませね。

もっと言えば上位人気想定のアエロリットも海外帰りのぶっつけでここを狙いすましたとは言えないローテーションでの参戦です。

こうなってくると上位はメイチではないが、エリザベス女王杯は距離で厳しく古馬戦線では歯が立たない牝馬は1年で最大の勝負としてメイチ仕上げがなされます。

そもそも抜けた馬は別路線で状態差が出てくるとなれば、能力差がほとんど潰れるというのは当然の結果です。


次に、ペースがメンバーによって多種多様考えられるレースという事が2つ目のポイント。

東京かつ1600mなので、各馬の思惑が錯綜する条件です。

後半要素に賭けたい馬(中距離馬含む)は、長い直線で出し切る形を狙い前半は無理をしたくありません。

逆に短距離思考の馬や前半要素に長ける馬は、1600mをしっかり流して後方馬の後半要素を潰す競馬をしたいです。

これで距離が長ければ中距離馬も基礎スピード対応できますし、短距離馬は距離の長さから敬遠して結局スローになるなどわかりやすい展開になります。

この様に展開の振れ幅が大きいレースなのにも拘わらず、近走成績に準じた人気(能力の絶対値評価)になるので、展開が振れ幅に対応できていない人気になる為、波乱となります。


この2つを合わせて考えると、

展開の振れ幅が大きいが能力の絶対値でのみの評価で人気が決まる。更に状態差やローテの関係でそもそもの能力差が小さい。

こうなると、適正が嵌った馬が簡単に逆転できるレースではあるが、その適正に準じた評価がされていない事で結果的に人気薄が好走となります。

キタサンブラックがここに出走して、仮に適正嵌った穴馬がいても逆転はできないでしょう。しかしキタサンブラック(抜けた馬)がいないのがこのレースなのです。


つまり、どの馬を狙えばいいのか?

それは今年の馬場・展開に嵌る馬を適切に選ぶ事です。

予想2019については枠順発表後掲載いたします。

まとめ

様々なデータをロジカルに読み解いてきましたが、現時点で狙えそうな馬はなんなのか?

これが一番気になる所でしょう。

これらのデータの本質から狙いたい馬は

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