マイラーズC2019外厩分析|近年稀なレース、その理由とは?

マイラーズC2019の外厩の分析記事となります。

2018年は社台系外厩の馬が、2017年は社台&ノーザンFの馬が、2016年はノーザンFの馬が……

と、近年のマイラーズCは上位をノーザンF&社台Fの生産馬が占めてきました。

2016年だけは2.3着にダノックスとノースヒルズの馬が絡みました。その分配当は跳ね上がり三連単が28万馬券。

そして2019年はダノンプレミアムがマイルに転向。充実の4歳世代の主役が一堂に集まるレースとなりました。

東京新聞杯を勝ち切ったインディチャンプ。京都金杯を勝利したパクスアメリカーナ。昨年のNHKマイルC勝ち馬ケイアイノーテック。

ここに昨年の春のマイル王者モズアスコットが昨年に引き続き参戦と上位拮抗のメンバーです。

何が稀か?

なんと今年はノーザンF生産の馬がインディチャンプのみ、社台F生産馬は出走が無いという特殊なレース。

上位人気馬は強いですが、前哨戦だけに一波乱はあるかもしれません。

今回の記事では、上位人気になりそうな馬の外厩情報や所見を書いていきます。

有力馬外厩分析

☆外厩評価とは、馬・厩舎・外厩・騎手などの総合値からS〜Dの5段階で評価しています。

ダノンプレミアム

4歳 牡 中内田充正厩舎

外厩評価 A 

中5週在厩 前走・金鯱賞(信楽牧場)


前走は日本ダービー以来の復帰戦、昨年末にトレセンに戻し念入りに乗り込んで勝利。

この馬は中内田調教師の実家である信楽牧場にて静養後のレースという事でしたが、そのレースぶりは完璧とも言える内容。

日本ダービーと同様に在厩調整ですが、調整力という点では中内田調教師は皐月賞2着のヴェロックス(在厩)や阪神牝馬1着のミッキーチャームなどで結果を示しており、問題はないでしょう。

不安点を一点だけあげるとすると、馬が非常に前向きで行きたがる部分でしょう。

今回のレースでは逃げざるを得ない状況になるかもしれないですが、近年の傾向を考えると簡単に逃げ切れるレースでは無いでしょう。

インディチャンプ

4歳 牡 音無秀孝厩舎

外厩評価 B

ノーザンFしがらき  前走・東京新聞杯(ノーザンFしがらき)


重賞路線に乗るまで時間を要したが、昨年夏から連勝し今年初戦の東京新聞杯で重賞初制覇。外厩帰りのレースでは馬券を外した事がない堅実派ですし、充実期でベスト条件のマイル戦であれば、崩れるシーンは無いと言える。

本番を見据えたローテーションであるが、今走のメンバーで唯一のノーザンF生産馬でありクラブ馬。最低でも馬券内だろう。

だが、昨今のノーザンF&社台グループの考え方はトライアルを軽視し、本番で是が非でもタイトル獲りが基本。その分の不安点から評価を下げています。

パクスアメリカーナ

4歳 牡 中内田充正厩舎

外厩評価 A

グリーンウッド 前走・京都金杯(在厩)


昨年春のNHKマイルCで敗退後、じっくりと時間をかけて成長を促してきた。年末のリゲルSで0.7秒差の圧勝。時計だけで比較すると、同時期の元町Sの勝ち馬インディチャンプよりも早い走破時計での勝利。その後在厩調整で挑んだ京都金杯で古馬を蹴散らした。

今走はテン乗り藤岡佑介騎手、中内田厩舎の2番手騎手なので乗り替わり自体は問題は無いでしょう。

馬主である山紫水明は新興馬主ですが、中内田調教師との関係性は抜群。この馬主の珍しい点で言えば、持ち馬が千代田牧場or下河辺牧場の生産がほとんであるという点。おそらく庭先取引にて購入している分、良い馬が回って来ている可能性はあります。

今走のノーザンF&社台の生産馬が少ないメンツなら、十分に上位台頭する力はありそうです。

モズアスコット

5歳 牡 矢作芳人厩舎

外厩評価 C

宇治田原優駿 前走・香港マイルC(在厩)


昨年の2着馬、ここをステップに春の安田記念では連闘でのG1制覇。秋のマイルCSと海外で崩れてしまった事と、今走は58kgの斤量という事での4番人気なのでしょう。陣営のトーンもあまり良く無いのもあるでしょうが。

この馬が昨秋で崩れた点は、外厩の角度で見ると一目瞭然。安田記念以降は矢作調教師御用達のシュウジティFへ放牧に出したことが影響の一つと考えられます。

その分、今走は実績のある宇治田原優駿への外厩変更。今走でどこまで盛り返せるのか?海外帰りの疲れをどうリフレッシュ出来たか?試金石の一戦となりそうです。ルメール騎手も無理なく騎乗してきそうな気がしますね。

フランケル産駒は早熟と囁かれる声もありますし、馬券的に上位人気で嫌うならこの馬になりそうです。

グァンチャーレ

7歳 牡 北出成人厩舎

外厩評価 D

信楽牧場 前走・洛陽S(在厩)


昨年6着でここに来て結果を出し始めましたが、明らかに力不足。外厩効果などは見込まれる可能性はありますが、上位勢とは力が2枚は落ちるでしょう。

京都金杯ではロスなく立ち回り経済コースを通りましたが完敗。そもそものスピード性能が上位勢とは違うと判断して良いでしょう。キャピタルSでタワーオブロンドンを負かしていることやスワンSでモズアスコットの0.1秒差の結果を残している事で穴人気してしまいますが、ここでは役者が違うと思います。

もし可能性があるとするならば、開幕週の馬場で経済コースを通り極端なスローペースで先行できた時でしょうか。それでも、スピードが他馬と比べて劣ると思いますしあって3着でしょう。

まとめ

ノーザンFからのダノンプレミアムは仕方ないとして、逆転候補はこの馬しかいないでしょうか。

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