皐月賞2019のデータ競馬をぶっつぶせ!!

今回は皐月賞のデータをぶっつぶしていきます!!

有力馬についてのデータ不安も払拭していくので是非ご覧ください。

定番データ

ステップレース

前走のレースと着順に注意

過去10年の出走馬の前走のレース別成績をまとめると、該当馬が10頭以上いたレースの中では「共同通信杯」組が4勝を挙げ勝率40%という高い数値を叩き出している。

その優勝馬4頭の共同通信杯での着順の内訳は、1着が3頭、2着が1頭となっている。

また、「スプリングS」からも4頭の連対馬が出ているが、その4頭のスプリングSでの着順の内訳は1着が3頭、2着が1頭となっている。

その一方で、7頭が連対している「弥生賞」組は、7頭中3頭が弥生賞で3着以下に敗れていた(残る4頭は1着)。主要な前哨戦の中でも、弥生賞組に限れば、3着以下に敗れていた馬でも軽視は禁物だろう。〔表1〕

(引用元:JRA)

まず、共同通信杯組が超優秀というのは未だに崩れ切らないデータ。

このデータに関しては大きく否定する気はない。

一時期このローテが流行って4年連続勝ち馬を生み出したことで陣営側が有力馬を意識的にこのローテを選ぶという連鎖反応もあって好データは数値の通り受け取っていい。


次にスプリングSが好データとされています。

これは別にローテーション云々は関係ないと言えるデータですね。

スプリングSは毎年の様に中盤からペースアップして全体を通しての競馬になる事で前後半の総合力が問われます。

そして皐月賞でレース全体を通してペースが流れたりした場合にスプリングSを前目で好走した馬が浮上するというパターン(A)です。

もう一つのパターン(B)は世代を超えてもG1レベルの馬だった場合。

パターンA

エポカドーロ 1着

キタサンブラック 3着

ロゴタイプ 1着

ディープブリランテ 3着

パターンB

リアルスティール 2着

パターンBで好走したのは2番人気に推されたリアルスティールのみでやはり厳しいデータ。

スプリングS組だから良い悪いというのは無意味なデータで本当に重要なデータはこれです。

着別度数勝率複勝率単回値複回値
2- 0- 2- 4/ 825.0%50.0%227132

前走スプリングS連対以上×前走4角3番手以内に絞り込むとこうなります。これこそが本当に必要なデータでしょう。

距離戦績

近走の芝1800メートル以上の重賞での着順をチェック

過去10年の出走馬について、過去2走以内における芝1800メートル以上の重賞での最高着順別に成績を調べると、連対馬20頭中14頭、3着以内馬30頭中19頭は最高着順が「1着」だった。

「1着」組は好走率でも断トツの数値をマークしている。近走で芝1800メートル以上の重賞を勝利していた馬は、高く評価すべきだろう。〔表2〕

(引用元:JRA)

このデータに関しては事実上無意味に等しい。

皐月賞の前哨戦になるレースはほとんどが1800m以上のレースでその勝ち馬が有力というだけの話。

別にこれは上述のステップレースの成績も含まれますし、このデータは意識する必要がない。

このデータでわかることなどなにもない。

近走人気

近走の単勝人気にも目を光らせろ

過去10年の出走馬について、過去3走以内の最低単勝人気別に成績を調べると、最低単勝人気が「1番人気」、つまり過去3走いずれも1番人気に支持されていたグループが3着内率で60.0%という高い数値をマークしている。

また、連対率と3着内率で「2番人気」組と「3番人気」組が2、3番手で続いている。

近走で最も単勝人気が低かったレースにおいても「3番人気以内」に支持されていた馬を重視した方がよさそうだ。〔表3〕

(引用元:JRA)

まとめると近走できる限り人気していた方がいいというデータ。

逆に近走で10人気以下がある馬は一度も来たことがないというもの。

まあ馬券購入ユーザーの母数を考えれば人気というのも統計的には使用に足るデータという事は否定しない。

しかし、人気薄の巻き返しを否定するデータでもありませんし、活用するには裏付けの少ないデータで無視。

枠×脚質

枠番着別度数勝率複勝率単回値複回値
1枠1- 0- 1-17/195.3%10.5%2638
2枠1- 3- 0-16/205.0%20.0%2397
3枠0- 1- 1-18/200.0%10.0%017
4枠2- 1- 1-16/2010.0%20.0%9159
5枠0- 1- 2-17/200.0%15.0%0101
6枠2- 0- 3-15/2010.0%25.0%16698
7枠2- 2- 1-23/287.1%17.9%3369
8枠2- 2- 1-23/287.1%17.9%13261
脚質着別度数勝率複勝率単回値複回値
逃げ0- 0- 1- 12/ 130.0%7.7%036
先行2- 3- 4- 24/ 336.1%27.3%59103
中団8- 4- 4- 65/ 819.9%19.8%10865
後方0- 3- 1- 44/ 480.0%8.3%055

外枠、差しが圧倒的数字の皐月賞ですが、このデータは一定の信頼度があります。

これに関してはロジカルな説明が可能です。

まず外枠有利について。

中山2000mは向こう正面の下り坂でレースが動きやすいです。その際に流れに乗って動きやすい外の方が良いというのが1つの理由。

次に内枠が向くタイプの馬にレース自体が合いづらいのも要因の1つ。

向こう正面など早いタイミングで仕掛ける馬が多いレースなので瞬発力を活かす競馬はし辛いです。

「瞬発力を活かす=一瞬の脚=ギアチェンジに長ける=馬群の隙間を突ける=内枠向く」

これらは全て共存する性質です。となれば早いタイミングで仕掛けられると持ち味が活かせません。

つまり、「内枠が向く馬の好走パターンと外れる=内枠の好走率が下がる」となります。

更に言えば、ロンスパ型の馬はギアチェンジが見劣るからこそ早めに仕掛けます。

そんな馬が内枠に入ると、仕掛けたいタイミングで包まれて動けない可能性が上がります。

まとめると外枠有利というよりも、内枠に入った方が良いパターンが少ないレースというのが答え。


差し有利に関しては枠の説明がほぼ答え。

外から押し上げた馬が差しカウントされるデータのあやが一番の理由。

そして、逃げ先行馬は向こう正面の下りでペースアップすると苦しくなりますし、ロンスパ寄りの競馬になると中団あたりがベスト。

「差し」というよりも「ロンスパ型の馬」が好走しやすいレースというのが最適解。

特選データ

ここでは過去データから通説的に言われるものをぶっつぶしていきます!

ファンタジスト距離長い?

まずこれが囁かれる原因を挙げます。

  • 稀代の短距離馬ロードカナロア産駒
  • 短距離デビューで実績を挙げてきた

主にこの2点が挙げられるでしょう。

しかし、これだけでは裏付け不足は否めません。

まず、1点目のロードカナロア産駒という事に関してですが、

距離着別度数勝率複勝率単回値複回値
1000m~1300m3- 1- 1- 9/1421.4%35.7%75104
1400m~1600m6- 3- 0-40/4912.2%18.4%5732
1700m~2000m3- 2- 1- 9/1520.0%40.0%3660
2100m~2400m2- 0- 0- 2/ 450.0%50.0%7755

集計期間:2017. 7.23 ~ 2019. 4. 7

これはロードカナロア産駒の重賞の距離別戦績ですが、これを見るだけでも血統を理由に距離を問題視は無理がある事がわかります。


次に短距離実績が中心という点です。

これは「スプリングSが荒れた=低レベルだった」という点で根強く支持されている印象です。

では朝日杯FSから振り返っていきましょう。

このレースはラスト4F11.8-11.3-11.2-11.9とロンスパ戦に分類できるものでした。そしてラスト1Fまで差を詰め続けての4着。

敗因は序盤のポジショニングの分で差を潰せなかったことで、むしろ前半要素が主張できなかったもので距離は全く問題としなかった。

強いて言うならば距離の不安があった分、積極的に行けなかったのでこれも距離適性とも言えなくはないですが馬自体に問題はなし。

次にスプリングSを見てみます。

これも前哨戦かつ距離の不安からか、序盤はゆったり進める後方からの競馬。

しかし、それを後方から押し上げてラスト4F12.1-12.0-11.6-12.1のレースラップを外を回して2着。

ラスト1Fでも差を大きく詰めているので映像と上り3Fから考えれば最後まで脚が鈍らず加速ラップに近い競馬です。

これは距離は全く問題なく、まだ延びてもいい可能性を示唆しています。


つまり、距離不安は全くないに等しいと考えております。

シンプルに能力で評価すべき馬で距離不安だけで切るのは正にデータに踊らされていると言えます。

もちろん、「距離が持つ=馬券になる」ではありませんので、ここから能力の見極めは必要ですが、距離不安だから切るという予想よりは遥かに精度は上がるでしょう。

サートゥルナーリアのローテ不安

年明け初戦の馬が不安というものですね。

人気馬なのでその通り!と言いたいのですが、これに関してはほぼ関係ないと言えるでしょうね。

ホープフルSがG1になったり、外厩仕上げが主流になってきたので過去10年がどうこうは参考になりません。

近年で変わったポイントと直結するデータなので過去データは無意味でしょう。

これを理由に消すのはデータに踊らされています

この馬を消すならスローペースからのギアチェンジ活かした競馬ばかりの戦績の方でしょうね。

まとめ

様々なデータをロジカルに読み解いてきましたが、その中で狙えそうな馬はなんなのか?

これが一番気になる所でしょう。

これらのデータの本質から狙いたい馬は

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