中山記念2019ラップ分析|鍵は戸崎騎手の積極性にあり

今週は中山記念が開催される。

展開から有力馬分析までをラップから考察していきます。

展開予想

枠順確定前ですが、過去ラップとメンバーからある程度の目安を付けていきます。

過去傾向

近5年の傾向をまとめていきます。

日付ラップタイム前5F後5F前3F後3F
201413.0-12.2-12.1-12.2-11.6-11.8-12.3-12.1-12.561.160.337.336.9
201513.1-12.2-12.2-12.3-12.1-12.3-12.2-11.7-12.261.960.537.536.1
201612.6-12.0-11.9-11.6-11.3-11.6-12.0-11.1-11.859.457.836.534.9
201712.6-12.2-12.6-12.9-11.1-11.6-11.6-11.3-11.761.457.337.434.6
201812.8-11.7-11.7-11.5-11.5-11.8-12.2-11.9-12.559.259.936.236.6

ペース想定

前後半3Fと5Fを見る限り、近5年中4年がスローペースでその傾向が強いレースですね。

昨年のみが前傾ラップとなっており、平均ペースの水準です。しかし、昨年はアエロリットとウインブライトが大きく引き離して逃げたレースなのでレース全体の流れはこれもスローペース水準でした。

という事で過去傾向からは、まずスローペースが想定されます。

結論:スローペース傾向

展開想定

ラスト2F最速が近5年で3回あるものの、単純なラスト2F最速の瞬発力戦ではないです。

ラスト5F前後で極端にレースが早くなることが多くあり、そこからコーナーで一度緩んだ後に、再度加速するレースというのが本質でしょう。

つまり、ロンスパ性能が求められるレースというのは、過去傾向からは間違いありません。

結論:ロンスパ傾向あり

メンバーからの展開予想

マルターズアポジーの出走で展開が大きく変わりそうです。

昨年は大逃げの形になりながらもペースは平均で、後方勢はスローペースで無理して付いてはいかないというレース内容。

これに後続が付いていくのか?それとも付いては行かずに昨年同様の競馬をさせるのか?これは一つの鍵でしょう。

もちろん変則ローテ―ションで逃げる事も確定的とは言えず、この辺は枠を踏まえた最終結論で。

どちらにせよ平均ペース、またはスローペースからのロンスパ戦となる可能性は高そうで、このどちらかの展開に嵌る馬を狙うのが基本戦略になりそうです。

有力出走馬ラップ分析

ディアドラ

ドバイターフを見据えた海外帰り、前哨戦扱いのディアドラ。

府中牝馬Sでは前後半3F34.9-34.8の平均ペースだが、カワキタエンカが単騎で逃げてのレースラップなので実質2番手集団はスローペース。

そこからラスト3F最速のレースでスローロンスパの競馬。この競馬を得意とするリスグラシューを撃破できたのは実力の証明で高速馬場適正も同様に見せた。

クイーンSも先頭から離れた位置での競馬ながら中盤の差は据え置きなので平均から脚を出したと考えていいでしょう。大外を回して差し切りでここもロンスパ競馬での勝利。

ラスト2F目ではおおよそ10秒台の脚を繰り出しており、瞬発力も評価できる。

ロンスパ競馬では現役でも屈指の馬で、長くいい脚を使うというよりもラスト3F優れた瞬発力を持続できるという方がイメージ的にしっくりくる馬。

エポカドーロ

神戸新聞杯では痛恨の出遅れで後方からになって4着。ラスト3F最速の直線如何に脚を持続できるか?という競馬でワグネリアンにおあつらえ向きの展開になったので、これは度外視でも。

ダービーでもスローからのラスト3F最速戦という東京特有の直線出し切る後半要素が総合的に問われるロンスパ競馬になり、ワグネリアンに敗戦。

この2つは本質的には同様の負け方で、この展開においてはワグネリアンには及ばないと考えていいでしょう。言い方を考えれば負けたのは共にワグネリアン得意の展開。

皐月賞ではハイペースで引っ張る先頭集団と離れた2番手集団先頭でおおよそ平均ペース。これを差し切るような形で勝利。

このレースのポイントは2番手集団がコーナーで加速を強いられた中で勝ち切れたという事でしょう。これはコーナリングが優れている器用さを示唆します。

スプリングSでも敗れはしたものの着差なしの1着がマイルCS勝ちのステルヴィオなので、評価できる1戦でしょう。

小回り得意の平均ペース理想という馬。大箱でスローからのロンスパ競馬でも形にはしてきているので能力は確か。

菊花賞は距離と展開で問題ない。

ステルヴィオ

マイルCSではラスト2F最速ながらラスト4Fから11秒台のロンスパ要素もあった競馬。進路がなかった事もあったが、ギアチェンジでは見劣りを見せて先頭に立ったのはラスト1Fで長くいい脚を使った印象のレース。

毎日王冠は高速馬場でアエロリットに封じ込められた。ラスト3F最速で直線出し切るロンスパと瞬発力の両面に高いものが求められる位置取りと展開になった。

これはアエロリットのパフォーマンスが良すぎただけで、キセキは差せているので内容は十分。

皐月賞ではエポカドーロに敗れたが、これはコーナー勝負に寄り過ぎた分で、スプリングSでは勝利しているので展開一つ。

大箱向きな印象はあるが、ロンスパ競馬が出来るので乗り方一つでフォローできる。

スワーヴリチャード

ジャパンカップでは前後半3F35.9-34.4でラスト5Fから11.4秒でラスト3F最速のスローからのロンスパ競馬。

これで3着までは来れたもののキセキにも完敗で、4着以下もメンバーはそれ程で評価は微妙。

安田記念では距離短縮で前半少し苦労した分で敗れたが、これは好内容だったレース。

右回りに対する不安は逆に大阪杯で明確化した形で、馬の特性を理解して乗るデムーロ騎手がフォローするために向こう正面から捲る競馬をしてきた。

裏を返せば、デムーロ騎手もお墨付きの右回りで直線加速できないという事になります。

今回も大捲りでフォローすればとは思いますが、前哨戦扱いのここでそこまで極端な乗り方をしてくるかと言えば懐疑的。

まとめ

スローからのロンスパ競馬もしくは、平均ペースに流れて小回り得意の馬が出し抜くという形になるレース。

これをどちらに張るかが勝負の分かれ目でしょう。簡単に言えばエポカドーロがどのような競馬をするかが最大の焦点になります。

流れに乗りすぎる戸崎騎手というのは不安ですが、、、

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