東京新聞杯2019追い切り分析|藤沢厩舎の追い切りパターンにはある特徴が!?

今週は東京新聞杯が開催される。

つい先日まで秋のG1で~なんて盛り上がっていたが

既に2019年が始まって2ヶ月。東京新聞杯はこの時期の名物重賞ともいえる。

このレースをステップに春の大舞台を目指してなんて馬も少なくない。

だがまだ寒いこの時期だからこそ追い切りでの動き、分析は重要になる。

2019年の東京新聞杯には藤沢厩舎が3頭出し、ここがひとつ予想のミソになりそうだ。

それでは今年の東京新聞杯の各馬の追い切りを分析していこう。

各追い切り場の最終追い切り時見解

【栗東CW 良馬場】

全体的に時計は出る状況かなと思います。

この時期というのもあるので春先などに比べるとまだ時計はかかっている印象ですが

先週と比べるとやや時計の出る馬場と判断するのがいいかなと思います。

【栗東坂路 良馬場】

こちらも先週に比べ時計の出る馬場状況だということがわかります。

比較的軽快なラップを刻む馬がほとんどで、14秒~12秒で加速する馬が多い。

タフなコース形態ではありますが馬場状況はそこまでタフではなさそうです。

【美浦南W 良馬場】

こちらは先週同様に美浦のWコースらしくタフな印象を受ける馬場です。

全体時計は速いものが多いですが最後まで加速ラップを踏むのが難しい。

ラストまでしっかり加速ラップを踏んでいるような馬は軽視禁物ですね。

【美浦坂路 良馬場】

こちらも全体的に時計のかかる馬場状況かなという印象です。

南Wと一緒で最後まで加速ラップを踏むのが難解かなという感じで、

序盤をゆっくり入れば最後まで持ちますが、

前半飛ばすと最後ががたっとくる感じですね。

52秒台~12秒台前半でまとめている馬は結構いますがこれは”普通”という印象です。

出走馬の追い切り見解

インディチャンプ

【栗東・坂路 / G前追】
<50.3-36.8-24.4-12.5>

『評価 A』

元々追い切りでも動いてくるタイプではありますが今回も追い切りの印象は本当にいい。

最終追い切りの時計をラップで見ると【13.5-12.4-11.9-12.5】と、最後は少し掛かったが13秒台から4F目で12.4、そこから加速して11秒台というのは評価。

映像で確認しても併走馬を置き去りにする面が見えたが、これはインディチャンプが動いた分で相手が動いていないように見えただけでそれだけ動きなども目立った。

一週前追い切りでも遅れたが馬也でしっかりと加速ラップを踏めているし、状態面に関してはなんら悲観するとこがないという印象。

近走と見比べても遜色なく、まず力を出せると予想できる。好走時の追い切りパターンに近い1頭といってもいいだろう。

ゴールドサーベラス

【栗東・坂路 / 馬也】
<54.5-39.7-13.3>

『評価 C』

前走から中3週での出走、23日から3本の調教で日曜に美浦のWで強めの調教。

これが近走のこの馬のパターンだが特に今回も目立ったところはない。可もなく不可もなくという感じだが力は出せてもこれまで通りと考えるのが妥当。

サトノアレス

【美浦・坂路 / 馬也】
<51.8-37.8-24.7-12.3>

『評価 B』

最終追い切りは美浦の坂路で馬也の調整。

馬也での最終追い切りというのは藤沢厩舎のパターンだからこれはこれでいいし、一見すると時計・動き共に申し分ないわけだが、比較すべきは昨年の東京新聞杯。

この時がWコースでの追い切りだったのでその点からすると違うもの。

更に京王杯3着、安田記念4着の時も全てが最終追い切りは南Wでのものだったので、今回の東京新聞杯の最終追い切り坂路というのが「いいイメージ」ではない。

実際、直前走の最終追い切りは坂路だったのでどちらかというとマイナスな印象。ただ動きはいいので今回が試金石。最終追い切り坂路で結果を出せるかどうかは注目だ。

ジャンダルム

【栗東・CW / 馬也】
<83.9-67.8-52.7-38.1-11.8>

『評価 B』

池江厩舎は基本最終追い切り4F追いというのが勝負パターン。

今回のジャンダルムは6Fから長めに追われての調教だがこれ自体はこの馬には合っていますし、これまでも勝負パターンではなく最終追い切りで6Fから長めに追って結果を出している。

動きに関してもこれは毎回だがよく見えるので調教駆けするタイプなんだろうが…

仕上がり自体は今回も文句なしかなという感じだが本番に行って力を出せるかどうか。人気がないならこのデキなら抑えて置きたいところ。

ショウナンアンセム

【美浦・南W / 馬也】
<83.5-67.4-53.2-40.3-13.7>

『評価 C』

最終追い切りはミナリクが騎乗しての馬也の調教。

まったく負荷をかけられていないし本数も少ないが前走から中二週なのでその点は問題ない。

これまでの追い切りパターンからもまるで変ったところはないのでいつも通りというところ。特にこれといった推し材料があるわけではないから東京新聞杯では買いづらい。

ストーミーシー

【美浦・南W / 馬也】
<69.2-52.7-39.2-13.2>

『評価 C』

そもそも調教ではそこまで目立った動きをしない馬ではあるが今回も得に目立たない。

最終追い切りでは本番でも騎乗する杉原騎手を背に調整されたが、各段変わったところがあるわけでもなく、これはいつもの調教パターンなので

いつも通りの仕上がり、ポテンシャルと考えていいだろう。

タワーオブロンドン

【美浦・坂路 / 馬也】
<52.0-37.9-25.0-12.7>

『評価 A』

時計自体は大したことないが、動きは迫力があり、パワフル。

一週前追い切りはレイエンダと併せて華を持たせるような形となったが、最終追い切りは単走で上々というところ。

前走時は最終追い切りで南Wの調整だったがこの馬の基本は坂路なので、東京新聞杯ではいつものパターンに戻ってきたと判断してもいい。

今までの最終追い切り時と比べても何ら遜色ないし、この時期に自己ベストに迫る時計をマークしてきたあたりからもまず状態面に文句はない。

2019年の東京新聞杯では1番人気を背負うことになりそうだがそれに相応しいデキにあると判断できる。

テトラドラクマ

【美浦・坂路 / 馬也】
<53.7-38.5-24.9-12.4>

『評価 C』

3ヶ月の休み明けにしては明らかに調教本数が足りておらずこれは叩きと見れる。

外厩を使って仕上げてきたとも考えられるが少なくても5本はほしいところで3本。

過去に牝馬で東京新聞杯で走った各馬も追い切り本数は足りていただけに、この馬はやや買いづらいかなというところだ。

ヤングマンパワー

【美浦・南W / 一杯】
<70.6-55.0-40.6-13.0>

『評価 C』

最終追い切りはジョッキー騎乗でブロンでが乗ってのものだがいいところなし。

一杯に追われたが格下馬に全く見劣る内容で、頭が高いフォームはいつものことだし、Wで一杯に追われてというのも好走時と同じではあるが、走る時はもっと動けている。

今回は割引が必要と考えていい。

リライアブルエース

【栗東・坂路 / 強め】
<52.9-37.8-24.4-12.2>

『評価 B』

最終追い切りで坂路というのはこの馬のいつものパターンだが強めに追われた久しぶりのこと。

前回最終追い切りで強め以上に追われたときはしっかり結果を残しており、これがこの馬の勝負パターンだと考えることもできる。

更に一週前追い切りでCWに入れてきたのは珍しくそこでいい動きを見せた。

この調整過程は過去に例がなく今回が初となるがしっかり負荷をかけての調整で、東京新聞杯では結果を求めての調教を積まれてきたと考えても良さそう。

レアリスタ

【美浦・南W / 馬也】
<53.4-38.7-12.2>

『評価 C』

最終追い切りコースで4F追いというのは堀厩舎のパターンで、この厩舎は追い切りだけで判断するのは無理。

というのもこれまでもこの調教過程で走るのかというのが何頭もおり、今回のレアリスタに関しても調教からいいところはなにひとつない。

これが近走の結果とも結びつくし、いい頃とも結びつく。

ただ最近の堀厩舎がよくないので今回も変わりなくと見ても良さそう。

レイエンダ

【美浦・坂路 / 馬也】
<52.0-37.7-24.812.6>

『評価 B』

東京新聞杯ではルメール騎手がタワーオブロンドンに騎乗するのでこちらには北村騎手が。

最終追い切りに乗り感触を確かめるという感じだったが内容としては上々。

追い切りのパターンはまだ確立していないような感じだし、今回も動きとしてみれば力強さもあり休み明けだが気配としては上々。

いきなり力を出せる態勢にあると見てもいいだろう。ただやはり通して馬也の調教且つ、一週前追い切りでも目立つところがなかったのは気になるところ。

『藤沢厩舎らしく』負荷がたりないというところか。

レッドオルガ

【栗東・坂路 / 強め】
<54.6-39.6-25.2-12.3>

『評価 B』

一応加速ラップは踏めているがそこまで目立った部分はなく極端にいいも悪いもないという感じ。

これまで結果を出してきているときもそこまで目立ったものはないので、まあ追い切りではこういうタイプではあるが、今回は得意の東京の舞台に戻るのでそのあたりをどう見るか?

相手は牡馬のいいところが相手になるので勝ち切るのは難しいとは思うが、馬券内として扱うかどうか。そこは迷うところ。

ロジクライ

【栗東・坂路 / 馬也】
<53.3-38.3-24.6-12.3>

『評価 A』

最終追い切り自体はそこまで目立つものでもなかったし、特に特筆すべき点はないが、動きなどを見ると東京新聞杯と同じ東京マイルの舞台で好走した富士S時と遜色なく馬也で最後までしっかり伸びてきたのは好感。今回はこの馬の好走パターンに該当する。

更に一週前追い切りでは横山騎手が乗り、坂路で馬也好時計をマーク。

追い切り過程に関してはこれまでとなんら変わりないもので、動きにも力強さがあるとなると普通にプラスと評価してもいいだろうというとこ。

左回りのほうが合っているタイプとも思えるだけに今回は仕上がりに不足無しとなると当然買いと判断できる。

ロードクエスト

【美浦・南W / 馬也】
<55.2-40.8-13.0>

『評価 C』

終始馬也の調整に留められたのは頂けない。

小島厩舎は勝負の時は最終追い切り、もしくは一週前にしっかり負荷をかけてくることが多くロードクエストにしてもそれは変わりない。

要は東京新聞杯は叩きの一戦と見ている可能性が高く、ここでは買いづらい。

まとめ

2019年の東京新聞杯で『A評価』としたのは3頭。

インディチャンプ
タワーオブロンドン
ロジクライ

その他B評価の馬は好走時の追い切りパターンと遜色ないので抑えて置くべきだろう。

今回気になったのはお分かりだろうが藤沢厩舎の3頭が全て坂路で調整されていること。

その中で、上記でも書いたがサトノアレスは勝負パターンとは違い、タワーオブロンドンはそれに該当している。

レイエンダはどちらとも取れるがこの3頭の中で甲乙つけるならタワーオブロンドンをもっとも上に評価すべきだろう。

比較的人気馬の仕上がりがよさそうなので波乱になる可能性は少ないと思うが、軸はより仕上がりよく、東京新聞杯を目標に仕上げている馬から狙いたいところだ。